アニマルヒーリングと私
ヒーリングを受け始めると、どんどん笑顔が増えました。
ホークの病気は、心不全・水頭症・頸椎椎間板ヘルニア・腰椎椎間板ヘルニア・高血圧・歯周病による肺血症・肝臓・腎臓の機能低下による数値の上昇・食物アレルギーと多岐に渡っていました。
食事も試行錯誤しながらも、ホークのペースで食べらるようになりました。
耳や胸が汚れないようにベビースタイを使いました。
ホークは、長くヘルニアと心臓を患っていて走ることがありませんでした。
それが、公園で楽しそうにボールを追う姿を再び見られるようになりました。
海までお出かけをして、走って遊ぶようにもなりました。
遊ぶホークの瞳はキラキラと輝きます。
表情も豊かになりました。
上の写真はホークが卒業する1か月ほど前の様子です。
進行性の水頭症も抱えていたけれど、とても穏やかな表情です。
ヒーリングのおかげで、幸せな数か月が過ごせました。
ホークからのバトンタッチとして、バトンを受け取った逢友。
この寝顔がいつまでも続くよう願ってやみません。
わたしは、大切な家族である愛犬ホークが闘病した日々の中で、ヒーリングを知りました。
それまでも、ヒーリングのことは耳にしたことがありましたが、自分の心の中に響いてくるものはありませんでした。
そんなわたしが、なぜヒーリングを施術することになったのか?
わたし自身の大きな転機が、愛犬ホークの長期にわたる闘病でした。
複数の病を抱えたホーク。
長い闘病の中では、西洋医学はもちろんのことですが、東洋医学の漢方薬から鍼、温灸、レーザー処置、当時は最先端であった再生医療を何度も受けました。
それでも、次々と病がホークに現れてゆき、治療の選択も限られてきます。
そうして対処療法となってゆきますが、万全とまではいかずに、苦痛をごまかしながらの日々になってきました。
" ホークの苦痛を少なくすることはできないのかな "
いつもその思いを心に抱えながら苦痛の軽減を頭において治療をしていました。
進行はすれども良くはならない病を抱えながら、頑張っているホーク。
そんなホークと私を見守り、支えてくれていた方から遠隔ヒーリングの申し出がありました。
病院での治療を受けながらも、ホークの苦痛が軽減するのなら・・・と
ホークにヒーリングの施術を受けさせてみようとお願いしてみました。
ホークがヒーリング受け始めると、受けている間には気持ち良さそうにウトウトと寝始めたり、食欲が出たりと様々な変化が現れ始めて驚かされたものです。
ホークが笑顔で過ごすには、体調だけではなくて心身とものケアが必要ではないかと思い始めます。
その人からも、飼い主の気持ちの持ち方は愛犬にも通じると聞き、わたしも変わらなければいけないことを気付かせてくれました。
そしてヒーリングがどんなものなのか、自分自身も知りたいという思いと、支えるわたしが倒れないようにと考えて、わたし自身もヒーリングを一緒に受けました。
当時のわたしは、背中に腰椎分離すべり症があり、負担をかけないように気を付けて生活を送っていましたが、圧迫骨折をしてしまいました。
コルセットをしていても、少し体を動かしたり、寝返りをうつだけでも激痛がはしったものです。
左足は靱帯損傷の後遺症があり、長時間歩くと痛みが現れて、少し歩いては休憩をしながらの通勤をしていました。
その苦痛の軽減に私自身も整体を受けていましたが、効果は長く続かず、定期的に通院をする日々でした。
しかし、ヒーリングを受け始めると、少しずつ少しずつ痛みが和らぎ始めて、私自身の体にも変化が現れ始めたのです。
ふと気付けば整体へ行く事も無くなり、今では逢友と1時間半の散歩を楽しめるようになりました。
この経験が本当の意味で、ヒーリングの存在を知ることとなります。
また、病だけではなく、色々な試練がわたしやホークに起こり、わたしは必死でホークを守ろうとしていました。
ヒーリングを受け始めたわたしは、様々な試練が起こる中で葛藤をしてきました。
物事を複雑にしているのは自分自身であり、本当はとてもシンプルで、ありのままを受け入れて小さな幸せを感じながら過ごすことが大切なのだと気づきました。
これも後でわかったのですが、ヒーリングは精神にも作用することを知り、実感しました。
ここに至るまでの間に、実はホークとわたしの引っ越しもありました。
病を抱えながらの心配もよそに、ヒーリングを遠隔から対面で受ける様になり(現在の同居人から)
ホークはたくさんの病気を抱えながらも、15歳と1か月で卒業の日を迎えるまで、見間違るほどの様々な変化がありました。
ホークはヒーリングを受け始めてから、たくさんの病気を抱えながらも、表情が豊かになり、長年遊ぶことがなかったボール遊びを楽しめ、走ることもなかった姿も見られるようになり、海で遊ぶことも出来ました。
そして、ふと目が合うといつも微笑んでいるのです。そんなホークと過ごせるようになった私は、生きるということの意味を考えました。
生きると言う事は、時間の長さではなく、
生きている時間の中で感じる幸せなのではないだろうか。
小さな幸せを感じながら、大切なことに気付いていくことではないだろうか。
我が子たちをを見ると、ありのままを受け入れて純粋でひたむきな姿です。
人間の様な雑念は無くてシンプルな生きる姿に胸を打たれました。
日々のささやかなものでも、小さな幸せを感じながら、感謝の積み重ねをして、"ありがとう、大丈夫、笑顔″ を大切にしたいと改めて思いました。
同居人のすすめもあり、わたし自身にもヒーリングを学ぶ機会が訪れて、わたしはホークに毎日ヒーリングを施す様になりました。
ホークと私を変えたヒーリングは、「闘病をする中でも穏やかな時間を過ごすための力添えにもなれるのだ」と感じました。
ホークの卒業後は、縁があって逢友(ほうすけ)という新しい家族を迎えました。
逢友は我が強い子で、小さな頃には精神面に少し個性があり、1歳を過ぎると生死を彷徨うようなこともありました。
生まれながらに肝臓が小さ目であることも発覚しました。
逢友の不安を和らげたり、回復の助けになるよう、その間もヒーリングを続けていました。
現在も気温や気圧の変化から、体調が変わる事もありますが、ホークとの日々の経験を活かしながらこの子が過ごしやすいようにとの手助けで、毎日ヒーリングを施術するようになりました。
すると、ヒーリングをやらない日とやる日の差がはっきりと現れます。
それはホークの闘病後から、あらためてヒーリングの効果を実感する暮らしとなりました。
ホークの様に、闘病する仲間達が少しでも穏やかに過ごせるお手伝いを、このヒーリングで出来ればと気持ちを抱いていた2年間。
ある日、本当に私がやりたいことってなんだろう?と考える時期がありました。
わたしが、本当にやりたいこと。
「やっぱり、わんちゃん・ねこちゃん・とりさんたちと関わりたい。」
「経験したことを役立てたい。」
毎日空を見上げながら思うことは同じです。
「ホークと逢友の仲間たちや飼い主様たちが皆穏やかに笑顔が多き日々であります様に。」と心はいつも願っています。
わたしの気持ちは固まりました。
ホークの三回忌を過ぎたらみなさんにもご縁があれば、ヒーリングを届けてみたいと思うようになったのです。
もし、この詳しいお話をと思われた方はご縁がありましたらお話させて下さいね。